UP DATE:2015/01/06
【派遣/アパレル】お客様とどこまで仲良くすべき?
まるで友達同士のような話し方ですね。こんにちは、CIN派遣キャスティング編集部です。接客業についた始めのうちは、お客様と話すだけでもドキドキして、毎日が発見と戸惑いの連続です。しかし、数ヶ月もすると自分なりのやり方ができてきます。この「慣れ」が危険信号。どんなに親しくなっても、スタッフはお客様に奉仕する立場であることを意識し、一定のラインを超えないように注意が必要です。そこで、間違いを犯しているありがちな典型例をピックアップ。当てはまる方、案外多いのではないでしょうか…。
若者向けのアパレルショップなどでは、「すごく似合ってるよ」「かわいいでしょ?」などと、お客様に話しかけるスタッフを見かけます。親しげに話しかけられているお客様もまんざらではない様子。ありがちなこの光景、正しいような、正しくないような…。
しつこいタイプ
お客様と会話をするときの基本は、「聞き上手」になること。話を上手に聞くことで、相手の好みを探り出し、商品を提案していくことができるからです。しかし、根堀り葉堀り聞くというのも考えもの。「本日はお休みですか?」「お仕事は何をされているのですか?」「このあたりにはよく来られるのですか?」など、矢継ぎ早に質問されると、お客様はうんざりしてしまいます。お客様から積極的に話をしたがる場合は別ですが、お客様のプライバシーに口を出さないのが原則といえるでしょう。
知識をひけらかすタイプ
自分が知っていることを並べ立てて、「お客様、ご存知ないんですか?」という態度をとるスタッフもいます。これは大きな間違い。接客の基本はお客様をたてることなのです。たとえ自分が知っていることでも、「お客様、そんなことまでご存知なんですか?(さすがでございますね)」と初めて聞いたことのように話し、お客様を持ち上げることも必要。スタッフの知識は、お客様から質問されることで初めて活きてきます。決してお客様を見下すような態度をとらぬよう、気を付けましょう。
馴れ馴れしいタイプ
お客様に対して親しげに振る舞うことは、必ずしも悪いことではありません。お客様にとって、親身になってくれるスタッフは心強いものです。しかし、どんなお店でもお客様に対して敬語を使うのは基本。気さくに話せるお客様でも、敬意をもって接するということを忘れないでください。「友達扱い」は禁物です。
まとめ
歳が近く、ウマが合うからと言ってもあくまでスタッフとお客様。接客業においてはその辺の距離感が大事かつ、難しいところ。しかし、一定の距離を置いて接することで、お客様に対する敬意を示す。そのように考えるのがひとつの正解と言えるのではないでしょうか。. scadenza-date => 2016-01-29 14:06:00. scadenza-enable => 0