UP DATE:2015/02/12
【派遣／アパレル／アイドル時間】売れる販売員の意外な真実！③
「顧客は誰にも渡さない！」「自分以外の店はみんなライバル！たとえ同じブランドだろうとお客様を取られたくない！」せっかく自分についてくださっているのだから、ガッチリお相手したい！ その気持ちもわかります。でもそれって、お客様にとっては幸せ？不幸せ？
抱え込んだ結果、あなたがお休みの日に顧客様が来ても誰もわからず…。こんにちは、CIN派遣キャスティング編集部です。「販売員の舞台裏がチラ見できる」と大好評の、人気シリーズ「売れる販売員の意外な真実」。第3弾は、驚くべきトップセールスマンのヒミツ。まさかのテクニックをご紹介します。
顧客様をほかの販売員にもどんどん紹介
店舗でトップの売り上げを誇るカリスマ販売員は、自分の顧客様をほかの販売員に積極的に紹介します。そして。顧客様にも、ほかの販売員の顔を覚えていただきます。その方法は、ほかの販売員と一緒に接客をしたり、顧客様との会話に加わらせたり。あくまでごく自然に、ご来店のたびにほかの販売員を紹介しておくのです。すると、自分が不在のときでも、話をしたことのあるほかの販売員さんがお相手をしてくれます。顧客様もいつも丁寧に扱ってくれる店として、安心して足を運んでくださいますし、自然と来店の頻度も上がってくるのです。こんなふうに、互いの顧客を共有しておくことで、誰が来ても、いつ来ても、快適に過ごせる、快適に買い物ができるお店として、他店よりも多く利用していただけるお店になることができるのです。
ライバル店の商品も売っちゃう
「そんなことまでするの！？」と驚きの方も多いでしょう。でもカリスマ店員はしちゃうんです。例えば、百貨店に入っているとあるアパレルブランドで、お客様とお話をしていて「こんなのあったらいいなぁ」となったとします。「あ、そういったものなら、〇〇さんにありますよ。よかったらご一緒に見にいってみませんか？」と、お客様をお誘いして他店までご一緒したりするのです。はたまたスーツを扱うお店では、お決まりになっているスーツとシャツを持って、お客様とご一緒にネクタイ売り場まで出かけて一緒に選びます。当然、お客様は良い買い物ができたとすごく喜ばれます。同じように、ネクタイ売り場の販売員さんもとても喜び、逆にお客様を紹介してくださってそれが売り上げにつながったりします。
まとめ
こんな「善循環」のある売り場は、私たちが働いていて心地いいだけでなく、お客様にとっても買いやすい、また利用したくなる売り場になります。売り場全体で買いやすさを提供し、そのための「善循環」を起こすことで、あなたの売り上げはもちろんお店全体の売り上げまでをも作ることができるのです。こんな幸せの連鎖を作ることができるのがトップセールスを誇るカリスマ販売員なのです。
