UP DATE:2015/03/17
【派遣/アパレル/トレンド】ポスト『バーバリー』は知る人ぞ知る老舗ブランド
以前レポートした『バーバリー』日本撤退問題。本国にライセンスを打ち切られた三陽商会は早速代わりとなるブランドを早くも展開。ポスト『バーバリー』となるブランド、その名も『マッキントッシュロンドン』です。
iPhoneでおなじみの『マッキントッシュ』ではありません。こんにちは、CIN派遣キャスティング編集部です。6月で『バーバリー』とのライセンス契約が終了となる三陽商会が次に目を付けたのも『バーバリー』同様に英国ブランド。“2018年12月期に小売ベースで200億円の売上高”という強気な目標を掲げたブランドの詳細に迫ります!
『マッキントッシュロンドン』とは?
英国の老舗ブランド『マッキントッシュ』。既に持っている、またはブランド名を聞いたことのある人も多いかと思います。それもそのはずブランドの歴史は1823年から、2009年には日本上陸も。特に知られているのは布地と布地の間にゴムを入れて防水仕様にしたゴム引きコート。その『マッキントッシュ』にスーツやワンピース、バッグなどを加えて、総合的に展開するのが『マッキントッシュロンドン』。三陽商会が手掛ける新ブランドなのです。
主なラインナップ
価格はコートや紳士向けスーツで10万円台半ば、婦人向けジャケットで7~8万円程度となる予定。ブランドの象徴として、『マッキントッシュ』と同じ“ダンディーマン”という紳士のマークや、こげ茶色や赤などで構成されるハウスチェックを使う。素材や着心地にこだわり、主なターゲットは40代男女。
また契約打ち切りにならない…?
確かに『マッキントッシュ』も『バーバリー』と同じ、英国の老舗ブランド。またライセンス契約打ちきりにならないのでしょうか? 今回の契約は英マッキントッシュ社の親会社「八木通商」も入った3社契約と意思の疎通が採りやすい状況。また本国と日本ともにトータルでアイテムを展開していた『バーバリー』と異なり、本家『マッキントッシュ』はアウターのみ、その他の衣料品や雑貨は三陽商会の『マッキントッシュロンドン』がするという展開。これにより商品の重複も防げます。
まとめ
200店以上の出店を目ざす『マッキントッシュロンドン』。接客技術が高い『バーバリー』の販売員らをあて、大量出店に対応する。素材や着心地に一層こだわった“ものづくりの集大成”。『バーバリー』のトレンチコートを検討中の方、『マッキントッシュロンドン』のステンカラーコートもぜひ試着してみましょう。