UP DATE:2015/05/18
【派遣/アパレル/働き方】転職しても役立つ!接客業で身に付くスキル
「接客業をしていても身に付くスキルが無い」なんて身もふたもないことを言われてしまうことがあります。しかしこれに対して、長年のあいだアパレル店で接客業をつとめたのち、現在は異業種で働くA子さんは「接客業だからこそ身に付いて役に立ったことがある」と言います。そしてそのスキルは、“どこへ行っても通用するもの”なのだそうです。
確かに接客業には特に必要な資格もなく、何かを創り上げる技術が身につくわけでもありません。こんにちは、CIN派遣キャスティング編集部です。では、A子さんがいざ転職をしたときに、「接客業をやってて良かった!!」と実感したスキルについていくつか聞いてみましょう。
鍛えられた、コミュニケーション能力
異業種に飛び込んでまずA子さんが感じたのは、自分のコミュニケーション能力の高さ。どちらかと言えば自信がなかったのに、驚くほど「話しやすい」と周りから褒められるのだそうです。特にチームで働く職場においては、コミュニケーション能力が高い人間は重宝されます。そんな人がひとりいるだけで、周囲のモチベーションは上がり、組織としてのレベルもより高くなるからです。接客業では、毎日色々な人とお話します。自然と空気を読むことがうまくなり、聞き上手、会話上手になります。このようなことが日ごろから鍛えられるのは、まさしく接客業ならでは。他の仕事をしても意外なほど活躍するのです。
お客様のためという、ホスピタリティ
A子さんの作った資料はとてもわかりやすいと褒められるそうです。彼女いわく「特別なことはしていません。ただ、次に使う人のことを考えながら作っています」。実はこれが何より重要なポイント。ただなんとなく整理しているだけの人と、次に使い人のことを考えて分かりやすく整理する人。どちらがより喜ばれ、重宝されるかは、一目瞭然ですよね。お客様に満足してもらいたい、自分やお店を好きになってもらいたい。そのために販売員は様々なことを気にかけ、行動します。そのホスピタリティの気持ちは、どんな職場でも必要なもの。そういう気遣いが日々鍛えられるのも、接客業という業種ならではです。
まとめ
接客業で身につくスキルは、やはり対人スキルが多いもの。そのスキルは、目にも見えない、資格欄にも記されることはありませんが、他業種においても十分な強みになるのです。接客業という仕事はとても素敵な仕事です。是非自信をもって、楽しく働いて下さい!