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UP DATE:2015/08/12

派遣・バイトの辞めテク5選!これで後腐れなく辞められる?

よーし頑張るぞ!と、期待に胸をふくらませて迎えた仕事初日だったが…人間関係がどうにも上手くいかないとか、仕事がどうしても自分にあわないとか、職場のいじめがひどくてとか、いろいろな理由で「辞めたい」と思う日はやってきます。正規雇用と比べてどちらかというと辞めやすいのがアルバイトや派遣という働き方。だったらいっそ、サッと姿を消して…なんて辞め方をする人がいてもおかしくないですよね。
しかし!本当にそんな辞め方でいいのでしょうか。1日でも、たとえ半日だとしても、職場の誰かにお世話になったことには変わりないはず。ここはひとつきちんと後腐れないように、そう、立つ鳥跡を濁さずではありませんが、きちんときれいに辞めたいもの。そこで今回はバイトや派遣を辞めるにあたり、マナーとして「これだけはおさえておきたい」5つのテクニックをご紹介します。

辞めテクその1:誰かに相談してでも「辞めたい理由」をしっかり考えよう

なぜ自分はその派遣の仕事を辞めたいのか。なぜそのバイトを辞めたいのか。よくよく考えるとあまりにも自分勝手な理由だったりすることもあります。曰く「めんどくさいから」「朝起きられないから」「なんか嫌だから」…そんな理由で辞めていると、次の職場でも、また次の職場でも、ずっと同じことが続いてしまいかねません。まずは辞める理由がどこにあるか。その理由は客観的に見て納得がいくか。第三者に相談してでもよく考えてみましょう。もしかすると、辞めるのはまだ早いかもしれません。

辞めテクその2:退職意思は自分の言葉できちんと伝えよう

アルバイトの場合は店長さんやマネージャーさんへ。派遣の場合は派遣元の会社のスタッフさんへ。仕事を辞めたい旨をきちんと伝えるようにしてください。電話で済ませようなんて思わないこと。あと親や友人を使うのもNG。辞めたいという意思と、その理由を相手に伝わる言葉でしっかりと伝えましょう。これが一番、プレッシャーかもしれませんが、次の一歩を踏み出すためにも乗り越えていくべき壁です。逆をいえば辞める意思を伝えさえすれば後は楽チン。後腐れなくスムーズに辞めることができます。

辞めテクその3:仕事の引き継ぎは責任を持って、主体的に。

あなたが辞めることで少なからず影響が出るのは店長さんだけではありません。現場の仲間もポッカリ空いた穴を埋めるべく、仕事の量が一時的に増えてしまいます。ここをできるだけ軽減するのが、綺麗に職場を去ることができるかどうかのポイント。そのために大事なのが引き継ぎです。引き継ぐ相手への思いやりを忘れずに、どういう説明をするのが一番わかりやすいかなどよく考えて引き継ぎましょう。引き継ぐ業務量が多いような場合は上司や周囲の同僚に相談し、協力を仰いでみるのもいいかもしれません。

辞めテクその4:退職の申し出は1ヶ月前に…

と、いわれていますが、そうはいってもなかなかタイミングって難しいですよね。特にアルバイトや派遣の場合、短期や単発の働き方もあったりして、一概に一ヶ月前じゃないとダメ、みたいなことが物理的に成立しなかったりもします。ここはお互いの落とし所が大切。そのためにも辞めテク1や2が大切なのです。しっかりと相手に意思と理由が伝わっていれば、おそらく最短2~3日で辞めさせてくれるはず。もちろん引き継ぎの量が多ければ、1~2週間かかることも大いに考えられるでしょう。

辞めテクその5:借りたものは返す、お給料は貰う

これ当たり前ですね。仕事で使用した会社支給のものは、退職日にすべて返却すること。たとえば飲食店の場合などユニホームを借りているケースも多いでしょう。そんなとき家に洗い替えがあったりするとつい返却漏れになってしまいます。気をつけたいところです。一方、働いた分のお給料はしっかりと受け取りましょう。これは当然の権利です。後日に店まで取りにこい、というようなことになった場合も、上記辞め方テク1~4を実践していれば胸を張ってバイト先・派遣先に足を運べるのではないでしょうか。

「学生だから」は通用しない!

バイトや派遣でいちばん良くない辞め方は、やはりバックレ。もし職場がお店やさんだった場合、もう二度とそのお店にはお客として行けなくなります。それ以前に人としていかがなものかということに。筆者も居酒屋の店長を長くやっていたのですが、いちばん困るのがバックレでした。その日のスタッフシフトが狂うのはもちろん、あわてて代わりのバイトや派遣を採用しなくちゃいけなくなって、てんやわんやに。その後、過去にバックレた子に聞いてみたら「バイト(派遣)だから」という理由のほかに「学生だから」というものがありました。いやいや、学生だからなんていう理由は通用しませんよ!!ホントに。
まとめ

冒頭でも申し上げたとおり、まさにことわざの「立つ鳥後を濁さず」を体現するためのテクニック集でした。基本的な考え方としては「お世話になりました」と感謝の気持ちをベースにすること。バイトだから、派遣だからは一切関係ありません。また退職理由が仕事に起因するものか、人間関係なのか、職場環境なのかをきちんと伝えることは、お店や会社にとって改善点の発掘につながるはず。仕事場、働く人、双方にプラスの印象をもたらせる辞め方ができれば、きっと次の職場での新しいスタートも上手く切れるのではないでしょうか。