UP DATE:2014/09/16
試着室で不安いっぱいのお客さまには…
試着室から出る時ってなんだか照れくさいですよね。こんにちは、CIN派遣キャスティング編集部です。まったく買う気がないお客様は、外から店員に声をかけられても無視してさっと着替え終わって出てきます。似合わないかも…と思っていたとしても、試着姿のままでフィッティングルームから出てきたということは、まさにプロの手助けを欲しています。ここからが腕の見せどころ。
買い物先で素敵なブラウスを見つけ、早速試してみることに。試着室に入り、着てみたものの、似合わない。脱ごうかな…と思った瞬間、外から「お客様、いかがですか?」の言葉。さあ、どうしましょう?①とりあえず試着姿のまま外にでる ②適当に返事して、元の服に着替えて帰る お客様がどちらを選んだかによって、その購買意欲がわかります。
試着時のお客さまの気持ちは、おおまかに次の3パターン
①鏡の前で、サイズもデザインも似合っているのを自分で確認しているこの場合は、気分がかなり高揚しています、対応は高めの声で、少しオーバーアクションを添えて、自分の気持ちをお客様のテンションにまで一気に高めましょう。②自分には似合っていないのでは?と不安がある他人にどう見えるかが気になっているので、自信を持たせてあげましょう。こういう時こそ、微笑みが重要。声は軽やかに、不安を吹き飛ばすように、です。③気に入ってはいるが、一部分が気に入らず、決めかねているサイズが合わない、衿が気に入らないなど、理由は様々ですが、お客様の視線や手が気にしている部分を示しています。いかにすばやく気に入らない部分を読み取れるか、難しいですがここがキモ。
迷っているお客さまには…
長すぎる裾や、袖を仮押さえして整えたり、衿を立てる、スカーフやベルトなどの小物を使って、着こなしを提案を。お客様の「気に入らない部分」が解消できれば、お買い上げに繋がる可能性が高まります。
まとめ
お客さまの気持ちを知るには、フィッティングルームのドア越しに声をかけた時の、反応が目安。「ちょっと待って」、無言など、些細な声のトーンからも状況が推し量れます。これがわかるようになれば、プロに近づいている証拠。最後に、お客さまの靴の向きを履きやすいよう直しておくのも忘れずに。