UP DATE:2014/09/25
優雅な動きを身につけよう
そんなプロのスタッフさんがいるお店ですから、満足のいく食事が楽しめました。こんにちは、CIN派遣キャスティング編集部です。ごくあたり前の動作でも、お客様の目から見ると気になることもあります。お店に立つ以上、気を抜けないのが接客業。であれば、プロを目指して、みんなが見惚れるような美しい動きを身につけましょう。女子力が上がり、プライベートでも視線を集める女性になれることは間違いありません。
最近行ったレストランでちょっと感心したことがひとつ。食事中、家族連れのお客様がフォークを落としました。するとひとりの女性スタッフがすっと寄ってきてフォークを拾ったのですが、その時の動作がとてもスマートで優雅!見習いたくなるほど、洗練された立ち居振る舞いに「プロの意識」を感じました。
モノをスマートに拾う
スマートに見える拾い方は、膝がポイント。まず落としたものに対して手が脇に来るように立ちます。両膝をつけたまま曲げて腰を落とし、ものを拾って静かに立ち上がります。この間、上体は起こしたまま、膝の屈伸だけで動作します。目線は周囲に行き届き、次の行動もしやすくなります。
丈つめの採寸も優雅に
アパレルにお勤めのかたは、お客さまにパンツの丈つめを頼まれることも多いでしょう。まずは試着をしてもらい、お客さまの希望の長さをお伺いします。「床すれすれの長さでよろしいでしょうか」と確認したら、すばやく身をかがめ、目線を床に近づけ、ピン打ちをします。試着の際に、合わせる靴をご用意するのも忘れずに。フラットで穿くのとヒールで穿くのでは丈感も変わりますからね。
距離感も大事
お客さまとの距離は近すぎず、遠すぎず、1m以内がベストと言われています。ここで、背の高い人は要注意。背の低いお客さまを見下ろした感じにならないよう、距離を少し多めにとりましょう。
まとめ
こういう日常の何気ない動作は、きちんと教わる機会も少ないもの。だからこそ、人によって優美にこなせるかどうかの差も出やすいと言えます。一度自分の動作を客観的に眺めてみて、どのようにすれば美しく見えるのか考えてみるのもよいでしょう。