UP DATE:2014/09/19
今から活かそう2015年おせち料理の傾向
おせち料理で一番好きなのは、かずのこです。こんにちは、CIN派遣キャスティング編集部です。昨年は5万円以上のおせちが前年比1割増しと好調だったそごう&西武百貨店をはじめ、高価格帯のおせち料理が人気だったそう。今年はさらなる増益を狙う、ある動きが見られるようです。
9月に突入し、今年も残すところあと3ヶ月と少し。10月にはハロウィン、12月にはクリスマスとウキウキするイベントも控えています。そんななか、デパ地下では2015年のお正月に向けたおせち商戦が早くも始まろうとしています。今年はどのような商品が人気を集めるのでしょうか? その傾向について、いち早くリサーチしてみました。
活性化する売場創り
おせちを予約に来られるお客様は、百貨店の常連であることも多々。予約帰りに店内を散策し、その日の夕飯などを買って帰るシーンも見られます。おせちを受け付けているお店はもちろん、そうでないお店も通常より試食を増やしてみてはいかがでしょう。「何か美味しいものはないか?」と常にアンテナを張っている方々ですから、その効果はてきめん。その場で購買につながらなくても、記憶に残れば、次の機会に購入いただける可能性も高いです。なにしろおせちを取りに店頭に来られるのは確実ですから。
上質人気は依然、セット商品で客単価アップ
昨年同様、高級商品は手堅く人気な様子。そごう&西武百貨店では、懐石料理店の高級おせちとロブスターを使ったオードブルのセットや、人気パティシエによるバームクーヘンのセットなど全24点で販売。家族などが集まって食べるシーンを想定し、さらなる客単価の向上を目指そうという動きも。
変わりダネも人気
ぶどうの木ではせいろと蒸し器をセットにした「蒸(じょう)のおせち 洋風二段重」を販売。家庭用のコンロの上で蒸してから食べる、一風変わったおせちを提案。さらに三越伊勢丹限定でキャビアやカステラなどを追加した高級タイプも用意されるとか。東武百貨店池袋店の目玉は、年末年始の買い物を手軽に済ませられる「オプション付き」。「和風三段重」など対象商品を購入すると、年越しそばや雑煮、ミートオードブルなどが追加注文でき、年末にごったがえす店内を廻る手間が省ける。
まとめ
年末の盛り上がりはまだまだ先と思っていたら、もうそんな時期。おせち、クリスマスケーキ予約などに来られる購買意欲の高いお客様を逃さないように。お客様が購入したくなる、買いやすい、接客的な売り場作りや声がけを心がけましょう。