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UP DATE:2014/10/10

「家飲み」人気で高まる「○○○」需要

コンビニでも女性ひとりで飲みきれるミニボトルサイズを売り出し好評だとか。こんにちは、CIN派遣キャスティング編集部です。ワインを始め、缶ビールなど自宅で気軽にお酒を楽しむ「家飲み」がまた注目を浴びています。ある消費者調査によると、成人男女の約8割が週に2回以上の頻度で家飲みを楽しんでいるそう。その多くが「リラックスできる」と、金銭面の節約よりもシーンを大事にしているようです。これに伴い、必然的に売上の伸びしろが大きくなる商品があります。答えは…そう、「おつまみ」です。
お酒をよく買われる方は、その異変にもうお気づきかもしれません。ここ最近、ワインの売場を拡大するスーパーやデパートが増えています。1本1000円前後のチリワインなど、低価格商品を「普段着感覚」で飲む人が徐々に増え、2013年度の国内消費量は過去最高を更新。ワインは消費の7割が家庭向け、3割が業務用と、基本的にお店よりも自宅で飲まれる方が多いもの。この結果から、見られるある傾向とは?

女子会にはスイーツも…

友達の家に集まってワイワイ女子トーク。そんな時にはサラダ、唐揚げ、チーズなどの料理やおつまみはもちろん、デザートも欠かせないもの。がっつりめの大きなデザートより、小さめなプチフールケーキや、ショコラなどが人気。

特に人気なのは…

少量で食べきりやすい小分け包装や、様々な種類のおつまみの詰め合わせタイプを買って行く人が多い。本格的な味わいの商品も人気を集め、つまみの老舗「なとり」では、白トリュフなどを使った贅沢チーズや、カルパッチョをイメージした“おつまみサーモン”なども投入。同じようにお惣菜も様々な料理の盛り合わせパックなど、お酒を飲みながらつまめる物として買う人も見られる。

高まる”おつまみ”需要…

「家飲み」に欠かせないもののひとつが”おつまみ”。松屋銀座本店の地下食品フロアでは、「広島かき 燻製油漬け」や「国産ほたるいかの辛味噌」といった手間いらずで酒のつまみになる商品71種類を売り場の目立つ位置に陳列。売上は好調だとか。また、森永乳業の消費者調査では、クリームチーズや、カマンベールチーズなど、ワインのお供に食べられるおつまみ系の商品が上位にランクインしたそう。
まとめ

寒くなるにつれ、「家飲み」需要はさらに高まることでしょう。上記のようにスイーツや惣菜も充分”おつまみ”になり得ることを忘れずに。売り場を作る時、お客様に商品をオススメする時、「どのように食べるのか?」その背景を想像するのは大事なこと。そのためにも、今何が流行っているのか、テレビニュースを意識して観たり、新聞に目を通したり、売り場を散策したり、アンテナを張ることも時には必要かもしれません。