気になる情報をひとまとめ!派遣コラム

UP DATE:2014/10/24

高齢のお客様に信頼されたら一人前の証

最近では、独身のおじ・おばのポケットも追加された8ポケット、10ポケットという言葉も使われ始めているとか。こんにちは、CIN派遣キャスティング編集部です。年配のお客様は自分のものだけでなく、孫のものも購入してくれる貴重なお客様。しかし「高齢のお客様はどうも苦手…」と思っている人も少なくないはず。高齢のお客様への配慮や対応の仕方を、ここでしっかりマスターしましょう。
「6ポケット」という言葉、ご存知でしょうか。子供一人に対して、両親・両祖父母の合計6人が子供や孫に商品を買い与える現象(=6個のお財布がある)を言います。背景には、少子化でひとり当たりにかけられる金額が大きくなったことや、流行に理解ある団塊世代が祖父母世代になったことなどがあるといわれています。

時間も下見もたっぷり

あなたの3倍くらい生きている高齢者は一般的に買い物体験が豊富。いろいろと買って、失敗や成功の体験を重ねています。ですから、商品はじっくりと選び、気に入ったものだけを買うようになります。時間の余裕もあるので、下見を何回かしたうえで決めることも多々。特に、売り場が混まない午前中に来店するお客様は、何か目的があって物色をしていると考えて間違いないでしょう。

ケアを忘れずに!

高齢の方は動作もゆったり。急かさず、気長にお客様のペースに合わせましょう。手荷物などが邪魔になって、ゆっくり選べない場合もあります。その場合はまず荷物を置いてもらい、安心して腰を掛けられるスペースがあれば一休みしてもらいましょう。試着の時は肩や手を貸したり、似合いそうな商品を数点探して手元に用意しておくようにします。さらに対応の際、もっとも気をつけねばならないのは、言葉づかい。信頼してもらえるよう、丁寧な言葉と目上の人に対する謙虚な態度で接することを心がけましょう。

高齢だからと決めつけ厳禁!

年齢に関係なく、お客様の好みはさまざまです。年配に見えるから、高齢だから、こういうものは着ないだろう、必要ないだろうと決めつけてしまうのは大きな間違いのもと。ギフトなど、自分用ではないものを買う場合もあるからです。特に身に着けるものに関しては、高齢者でも鮮やかな色を好む方もいます。
まとめ

高齢のお客様、時には納得いくまで質問を何度もしてくることもあるでしょう。そうした場合も嫌な顔はせず、わかりやすく答えましょう。孫へのギフトを買うときや、若い人にプレゼントするときなどは、若いあなたの意見がおおいに参考になり、アドバイスを聞きたいこともあるのですから。