UP DATE:2014/11/14
急ぎのお客様をイライラさせないために
待たせる方にとってはちょっとの時間も、待つ側はとても長く感じたり…。こんにちは、CIN派遣キャスティング編集部です。テキパキとした対応、作業スピードもサービスのひとつ。お客様に不満足な思いをさせないためにも、お待たせする時間はできる限り短くする努力が必要です。
バックヤードで包装作業をしていたら、他のスタッフが「お客様がまだなのか!って怒っているよ」と慌てて駆け込んできました。急いで店頭に戻ると、お客様から「どんなに感じが良くたって、遅かったら意味がないんだよ!!」と厳しいひと言…。
「小走り」でテキパキ度アップ
急いでなくても、いそいそ小走り。店内の空気をかき混ぜたり押し動かしたりするような感覚で、動きを出してみます。すると店内に「活気」が生まれ、それを感じたお客様が徐々に入店しはじめるから不思議。お客様に対して、誠意や真心を伝えるために適した動作というのはさまざまありますが、中でも「小走り」というのは、「一所懸命」を伝えるのにとても良いパフォーマンスなのです。
バックヤードを変える
作業スピードアップのためにできる取り組みのひとつが、バックヤードの整理整頓。「ハサミはどこ?」、「この大きさの紙袋がない!」といちいち探すような状況では、お客様をお待たせしてしまうのは明らかです。とはいえ、ただ片付けるだけでは意味がありません。意識するのは、備品の「使う頻度」。例えば、セロテープを使うことが高ければ、すぐ手が届く場所に置く。ハサミが包材の下敷きになり探すことが多いのであれば、ひもを付けてカウンターの端にくくるなどの工夫をすれば良いのです。
非常に急いでいるお客様には
明らかに急いでいるかたには「どのようなものをお探しでしょうか?」と声をかけ、買い物をサポートすることが求められます。閉店間際に駆け込んでくるお客様は、この対応が当てはまる場合が多いです。「今日母の誕生日なんだけど、プレゼントを買うのをすっかり忘れてしまって」などと言われた場合は、どんな商品をお探しなのか、予算はいくらかを確認し「このようなお品でいかがでしょうか?」などと積極的に提案していくとよいでしょう。もちろん、代金の受け渡しや包装もお待たせすることなくテキパキと行ないます。
まとめ
接客業では、つねにお客様のニーズを見極め、臨機応変に対応することが求められます。そのためにもお客様を取り巻く空間や、目に入る光景にも気を配らなくてはいけません。じっくりお買い物を楽しみたいお客様にはゆっくり、お急ぎのお客様にはスピーディに、ニーズに合わせた接客ができれば立派な一人前と言えるでしょう。