気になる情報をひとまとめ!派遣コラム

UP DATE:2014/11/18

デパ地下フードで大人気!そのからくりとは?

今回は大丸東京店にスポットを当ててみました。こんにちは、CIN派遣キャスティング編集部です。「日本初上陸!」「フードコーナー初出店!」など、わかりやすい珍しさで人気を集めるお店が目立つ反面、特に新しい話題はなくとも人気を集めるお店も…。そこに隠されたからくりとは?
日々進化しているデパートの食料フロア、通称:デパ地下。お総菜やスイーツ、生鮮食品に贈答用の高級食材など、美食の宝庫と言っても過言ではない充実の品揃え。そんなデパ地下で人気を博す店舗の3つの傾向についてお話しします。

若い女性に人気「海外スイーツ」

やっぱり強いのは、珍しさ、センス、話題性抜群の“海外スイーツ”。ここ最近、強いのがハワイアンフード。ハワイという国自体が若い女性から家族連れに根強い人気を持つだけあって、日本にいながらその気分が味わえるフードとなれば当然お客様は集まります。デパ地下で特に人気なのはハワイの伝統的菓子“マラサダ”。ふわふわのドーナツ生地に、たっぷり詰まったクリーム。催事中心に出店される「ハワイアンスイーツカンパニー」では揚げ方や甘味などが日本人好みにアレンジされており、一度食べるとやみつきに。現在は、京都タカシマヤ、KITTE丸の内などに出店中です。

実用にも行楽にも活躍「お弁当」

もちろん賑わうのはスイーツだけではありません。創業大正15年、仕出し弁当の老舗と言われる「築地青木」は懐石弁当をはじめ、出張や行楽など用途も様々な弁当が揃うという事で大盛況。同じく連日、行列を作っているのは五反田に本店を構えるステーキ・ハンバーグの名店「ミート矢澤」。こちらも注目はそのバリエーション。特選の黒毛和牛を使ったお弁当はデパ地下限定。1,500円の一般的なものから10,000円弱の極味(きわみ)弁当まで、その時のお財布状況やシーンに対応できると重宝されています。

年配のお客様も安心「老舗店」

話題の初上陸スイーツと並び、強い人気を誇るのが老舗店。安心のブランドは年配のお客様から高い人気。そんな老舗店でも激戦区を生き残るため、工夫をしています。例えば、豆大福で有名な上野の老舗「岡埜栄泉総本家」。創業明治6年という古い歴史を持ち、現在も人気を保つ名店ですが、大丸東京のデパ地下に初出店する際に、デパ地下限定の商品を導入しました。これによって、本店のお客様もデパ地下へ、デパ地下で購入してファンになったお客様は本店へ。相乗効果でどちらもお店はどちらも繁盛です。
まとめ

いかがでしたか?珍しいものが注目されがちななか、老舗店の先を見据えた工夫も好戦しています。雑誌やテレビ等で話題の店を訪れる人、会社帰りに立ち寄る人、足を運ぶ人はさまざま。誰もが楽しめるような工夫がされているのがわかります。今後もどんどん初出店、上陸するフードが期待されるデパ地下から目が離せません。