UP DATE:2014/11/20
派遣のA子さんを売れっ子販売員に変える術①
考えれば考えるほどわからなくなってしまう…。こうなると負のスパイラル。気持ちも徐々に暗くなり、売り上げも下降線をたどっていきます。こんにちは、CIN派遣キャスティング編集部です。売れているスタッフとA子さん、いずれも派遣スタッフで境遇は同じ。では、一体何が違うのでしょう?それは見えにくい、意外と小さなことでした。売れっ子スタッフ、門外不出の特別な技術をこっそり教えちゃいます。
念願のアパレルブランドで派遣スタッフとして働き始めたA子さん。勤め始めて1ヵ月、全然売れません…。まめにお店の陳列も直しているし、接客だって丁寧にしてる、でもなぜか売れない。他のスタッフは売れているのになぜ私だけ?何が違うの?
「アプローチ」お客様は“放牧する”
売れっ子販売員は「放牧」タイプの接客をしています。「こんにちは」と一度挨拶をした後は、しばらく話かけずに見守っています。このように程よく放っておかれるお店では、販売員を警戒することなく、安心してゆったりと回れ、お客様にとって居心地が良いもの。滞在時間も自然と長くなり、お買い物につながります。何人ものお客様に長く滞在していただくことで、接客のチャンスを広げているのです
「接客・トーク」マニュアルをやめてオリジナル
「いらっしゃいませ」、「ありがとうございました。またお待ちしております」マニュアルどおりの間違いないフレーズです。でも、売れっ子販売員はこんなお決まりの接客トークは使いません。「こんにちは、お出かけ日和ですね。まだ出せていない商品もあるので、『こんなのないかな?』と思ったらおっしゃってくださいね」。お見送りは「これは良いお買い物だと思います。楽しんでお使いになってください」と、今日のお買い物を肯定する言葉を投げかけてみたり。他で聞いたことがないような、オリジナリティあふれる言い回しがあってこそ、あなたを目的にご来店くださる顧客様を増やすことができるのです。
「身だしなみ」キャラで記憶に残る
自分のキャラクターに磨きをかけ、販売員でない一般の方よりも、ちょっとだけキラッと光る、ちょっとだけいい意味の「やりすぎ感」のあるヴィジュアルづくりを心がけている販売員さんは、売れています。際立った濃いめの特徴があると「あの眼鏡の人ね」「あの髪が長い人ね」などというように、覚えていただきやすい・誰でも接客につきやすい・入店しやすさにつながる、などなどの効果があり、売り上げアップを後押ししてくれるわけです。
まとめ
売れっ子販売員のテクニック、いかがでしたか?彼らはこのような接客をまるで呼吸するのと同じように、無意識に、習慣的におこなっています。大事なのはマニュアルにあなたらしさをちょっとプラスすること。次回は「考え方」「チームワーク」「行動」の3つについてお話いたします。