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UP DATE:2014/04/27

【フード 接客】商品をより魅力的に見せる魔法のコトバたち

みなさんはスーパーで食材を買ったり、デパ地下でお総菜を買ったり、アイスクリーム屋さんでアイスを食べたりしたことは1度は誰しもあることでしょう。その際、買うものを選ぶ基準は何かありますでしょうか。何となく選んでいる方も多いと思いますが、それは、これは何となく美味しそう、という感覚をもとに選んでいるのではないでしょうか。
たとえば同じチョコレートを市場に売り出すときにも、「ミルクチョコレート」という商品で販売するのと「濃厚ミルクを使用したコクのある深い味わいのチョコレート」という商品として販売されていた方が美味しそうな印象がありませんでしょうか。また、「ハンバーガー」と「こだわりの国産牛肉を100パーセント使用したジューシーなハンバーガー」の2つは全く違う印象をもたれるのではないでしょうか。実は中身は同じだったとしても、名前が違うと不思議と美味しく感じることもあるのです。ですから、コトバというものの持つ力は大きく、もともと持っているそれぞれの魅力を最大限に引き出してくれる効果がある、と言えるのです。よって、同じフードでも少しコトバの使い方を変えるだけで、その商品の魅力が一層増し、売り上げに関わる重要な要素となりえることがあるということが言えるでしょう。
そして、名前だけではありません。接客業をされた方なら経験があると思いますが、来店されたお客様に何かをおすすめをしたことがあるのではないでしょうか。その際も、これらのコトバの使い方によってはお客様に与える印象はまるで違います。フード関係は、基本的に条件に合わなかったからと言って返品はできません。しかし、だからこその怖さがあるのです。それは、嫌な思いをされたお客様は二度と来店されない、ということです。ですから、接客の際の言葉選びはとても重要で、間違ったことを伝えてもいけませんし、それでいてそのフードの持つ魅力を精一杯引き出すような言葉選びが必要なのです。
おそらく経験である程度は補えるものであると思いますが、出きれば取り扱っているフードすべてに対してすぐに上手な説明ができるくらい、自分の店のフードには詳しくなってください。
お客様がフードを選ぶ基準は、見た目、においなどに加えて商品名、説明書き、そして実際に話をする店員の説明なのです。みなさん一人ひとりが店の顔になっているのですから、きちんとした説明で商品をより魅力的に紹介しましょう。