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UP DATE:2014/04/09

【派遣 販売】 接客業、正しい敬語の使い方 

最近では、派遣やバイトなどで販売業に従事している方は多くいます。接客業において大切なことは、正しい敬語を使用してお客様と接することです。しかしながら、現在では派遣やバイトなどの接客業において、耳にする敬語は間違って使われているものが多くあります。いわゆる、バイト敬語というものです。これは、派遣やアルバイト店員が多数を占める接客業界において、接客時に使われる特徴的な表現の敬語のことです。正しい敬語を使うことができないアルバイトや派遣が、便宜的に使うための特殊な敬語といえます。
ここでは、そのようなお客様と接する上で間違っているバイト敬語を紹介して、正しい敬語の使い方を説明します。派遣やバイトで接客業をしている方は、間違った敬語を使っていないかチェックしましょう。まず間違えやすいのは、「~円からお預かりします」という言葉です。この表現はよく使う人が多いために、問題ないだろうと思われる方が多いです。しかし、これは若い人特有の表現なので、年配の方が聞いたら不快に感じられます。なぜこのような表現がされているかというと、お金の額を婉曲的に表現しようとしていることが考えられます。または「1万円をお預かりして、その中から2500円を頂きます」が省略されたことで、使われるようになったと考えられます。ですが、本来は「1万円をお預かりします」が正しい使用方法です。
次の間違っている敬語は、「よろしかったでしょうか」です。これは、注文の確認のために頻繁に用いられる表現です。過去形で聞くことで、言葉のニュアンスを和らげたり、丁寧にする意図があります。しかし、このように過去形で聞かれることはお客側に違和感を与えてしまうだけです。正しい使い方は過去形ではなく、「よろしいでしょうか」というように現在進行形にしましょう。
最後に間違えやすい敬語は、「~になります」という言葉です。たとえば、「こちらコーヒーになります」というように頻繁に間違って使われています。しかし、そもそも「なります」というのは、何かから何かに変わる際に用いられる言葉です。例えば「今年で30歳になります」など変化をあらわす場合に使われます。事実のみを述べる場合は「こちら、コーヒーでございます」というのが正しい使い方です。
上記のように接客業では、いろいろな場面で間違った敬語が使われています。お客さんに不快な気持ちにさせてしまうこともあるので、きちんと正しい敬語を身に付ける事が大事です。
まとめ