気になる情報をひとまとめ!派遣コラム

UP DATE:2014/03/06

【派遣/アパレル/販売】店頭の制服は、全て自腹なの?

アパレルショップの販売員は【動くマネキン】と言われているのをご存知でしょうか? その言葉の通り、どのショップに行っても、最新の自社製品をブランドイメージに合った着こなしで、店頭に立っていますよね。
『販売員の着ている服って自費購入なのかぁ? それとも・・。』販売員をめざす皆さんなら、まず最初に感じる素朴な疑問にお答えします!

社員割引制度

【店頭で働く販売員は、所属ブランドの商品を着用した上で店頭に立つ】これは、アパレル業界全般にほぼ共通する、義務に近い一般常識のようなものです。
着用義務のために所属販売員は、『社員価格』がもうけられている事がほとんどです。
割引率は会社により規定があり、店頭価格の3~5割引きが多いです。
その割引率を聞くと、一般的には「好きな服が安く買えてラッキー!」と思うかもしれませんが、【店頭にある商品の着用】という大前提があるため、自分の着ていた服が完売してしまうと?⇒ 新たに購入し着用する・・という販売員としての使命があり、当初の予定より、購入枚も購入金額も増える事もありがちと言えます。
そこで!! 負担を軽減できる4つのおすすめチェックポイントをお伝えします!!
1.当初の在庫数が多い商品を着用する
2.全国の在庫数をチェックする(完売後の追加入荷の可能性が高いため)
3.完売スピードを予測する(店長に聞く方が予測の的中率が高いでしょう)
4.追加生産予定のある商品にする(追加の有無は、完売後に決まる事がほとんどなので、最初の段階での判断はなかなか難しいのですが・・)

貸与服の提供

”貸与服”とは・・販売員が店頭着用のために会社から与えられる商品です。
あくまでも、”借りて着る”ものなので、出勤してから着替えます。(クリーニング時以外は、持ち帰り不可とされてる事が多いです。)
自己負担なし。
1.ブランドでの強化商品(企画と生産の段階で大量消化する計画で、量産する商品)を販売員の着用効果で売り込むケース
2.そのシーズンや、ある一定の期間の制服として、店頭の販売員全員分の統一商品が与えられるケース

制服手当

毎月の給料に【店頭着用にかかる費用の補助】が支給される
この制度の有無は会社によって違い、ない会社もめずらしくありません。
制度がある会社での支給金額は、5千円~1万円が多いです。
仮に、制服購入がなかった月は(購入ゼロは皆無に近いと思いますが)、支給もゼロと考えるのが妥当でしょう。
まとめ

いかがでしたか? アパレルショップの販売員になる前に、知りたかった素朴な疑問や気がかりの解消に役立ちましたか?
店頭着用にかかる費用は多少なりとも発生しますが、制服購入の割引制度や補助、貸与服などは、いわば、販売員ならではの特権です!
先ほどお伝えした【負担を軽減するポイント】を活用したり、着回せるアイテムを選んだ・・工夫しながら着用商品を選ぶようにすると、負担をおさえながらも、所属するブランドの広告塔として輝けます。
『〇〇さんの着ている服、ステキね!私も同じ物が欲しいわ!』と、お客様に言っていただける、本物のファッションリーダーを目指しましょう!