気になる情報をひとまとめ!派遣コラム

UP DATE:2015/02/18

【派遣/販売/接客】嬉しい瞬間!初めて指名してもらえた時の話

働いていて一番うれしい瞬間。それは、お客様から感謝の言葉を頂き、次も頼むよと指名して頂けた時です。
サービス業と呼ばれるほとんどの職業で、多くの人が喜びを感じる瞬間ではないでしょうか。
しかし、接客業をしたことが無い方にとっては、どうすればそんな瞬間が来るのかいまいち想像しづらいかもしれません。
接客は販売員やお客様によって様々に変わるため、こうすれば正解!というものはありません。
ですが、こういう経験をした販売員がいた、という事例を紹介します。
感謝されることの嬉しさが少しでも伝われば幸いです。

入社3日目、たまたま声をかけてくれたお客様

筆者が経験した最初の感謝は、アパレル販売を始めて3日目の事でした。
まだ商品知識もままならない中、唯一できることであった商品整理(主に広がった服をたたむ事)をしていると、家族連れのお客様から声をかけられました。
「高校生になる息子だが、何を着て良いか分からない。」
それまでも簡単な接客はしていた筆者ですが、トータルコーディネートは初めてでした。今思えば、とにかくお店のオススメ商品を重ねただけの何てこと無い接客だったと思います。
ところが、そのコーディネートを家族全員が非常に気に入ってくれたのです。とてもオシャレとか、自分たちでは絶対選ばない服だったとか、息子に似合ってるとか、むずむずするぐらい褒めて頂けました。
そのままお会計をして、最後のお見送りをした時も、遠くから何度も頭を下げてくれていました。
そんな経験が初めてだった筆者は、その日1日嬉しくてずっとニヤニヤしていた記憶があります。
感謝されるということは、それほどまでに、想像以上に嬉しいことだったのです。

1ヶ月後、あの時のお客様が再びご来店

それから1ヶ月程した時でした。以前の嬉しさもすっかり忘れ、倉庫で作業をしていると、先輩社員から声をかけられました。
お前の事を呼んでいるお客様がいる、と。
最初はだれか知り合いでも遊びに来たのかなと思って売り場に出ると、そこには以前接客した家族連れのお客様がいました。しかも、筆者がコーディネートした服をそのまま着て!
それだけでも嬉しかったのですが、さらにぐっと嬉しくなったのはお客様の次の言葉でした。
「店員さんに決めてもらった服が、周りにもオシャレだと好評だった。これからも、店員さんに色々と見て決めてほしい」
これには筆者も感激しました。しかも、前回は見ているだけだったお父さんも、自分も何か買いたいから見繕ってほしいと言ってきたのです。
最終的にこのご家族とは、筆者がその店舗から異動するまでの3年間ずっと指名し続けて頂けました。異動が決まったことを伝えると、高校3年生になった息子さんもすっかりオシャレになっていて、異動先まで買いに行くと約束してくれました。
筆者が初めて頂いたこの感謝は、今でも一番嬉しかった経験であり、働く原動力でありつづけました。
まとめ

今回はあくまでも筆者の経験談でしたが、やはり接客業において、お客様に感謝されること以上に嬉しいことは無いと思います。
販売員の皆様も、これから販売員にはる方々も、是非多くのお客様の感謝を集めて下さい。
それは、お客様があなたに満足、感動したという証でもあるのですから。