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UP DATE:2015/02/06

「入りやすいお店」の4つの最低条件(中級向け)

いつも数名のお客様が入店し、にぎわいのあるお店はとても理想的ですよね。
そういうお店にはいくつかの理由があります。
それは、「販売員の笑顔?」「率先した活気作り?」と思った方も多いのではないでしょうか?
もちろん、それもとても大切です。
今回は、販売員自身の行動のお話しではなく、『販売員が作る、入りやすいお店の条件』を分かりやすくお伝えします。

入口が広く、販売員がかたまっていない

入口の広さはとても重要です。
什器(商品を陳列する棚やラック)などで、狭くなった入口はお客様が店の奥へ行きたい心理になりません。
入口付近にある商品を軽く見て、出ていってしまうケースがほとんどです。
導線(お客様が店内に入るために、必要な通路的なスペース)の妨げは、一番避けなければいけないのです。
入口付近にある商品の整理をしながら、スタッフ同士で雑談をして、スペースを狭くする事もしてはいけません。

『今欲しい物』が、店の外から見えている

春であればスプリングコート、夏ならTシャツやパーカーなど、その時期に『誰もが欲しい商品』は、店の外から見える位置に配置しましょう。
入口付近の手に取れる場所が理想的です。
興味のある商品が、すぐ近くにあれば、お客様は気軽に手に取る事ができます。

商品を山積みにしない

在庫があるから売りたい商品や、人気があって売れている商品など、店側にはさまざまな状況があるものですが、あれもこれもと陳列してしまうと、量の多さで何があるのかが、お客様には分からなくなってしまいます。
常に商品量の調整を行い、見やすく分かりやすい陳列が必須です。

価格を明確にする

価格の表示は商業施設によっても規制はありますが、入口付近の商品やディスプレイの商品など、目に留まりやすい場所の商品は価格が分かるようにしましょう。
商品の価格は、お客様が入店する動機に大きく影響します。
まとめ

今回お話しした内容は、店長やベテランのサブ店長であれば、すでに理解していると思いますが、キャリアの浅い販売員でも知識として知っておくと良いでしょう。
キャリアの長いスタッフの不在時に商品の入荷があった時など、店頭に陳列する場面でも必ず役立ちます。
お店にいて、気付く事などがあった時は、店長などに聞いてみるのも勉強になります。
そして、この4つのポイントとともに、店頭のスタッフの言動が伴えば、理想のお店作りが出来るはずです。