気になる情報をひとまとめ！派遣コラム

UP DATE:2015/02/11

テクニックじゃない！お客様の心を動かすために必要なこと

巷で販売に関する本を探すと、かなりの量の販売指南本が見つかります。
その中には、話法やお客様の心理状態といったテクニカルな本も多数見受けられます。
では、販売において一番大事なものはテクニックなのでしょうか？
その答えは、NOです。断言します。
確かにテクニックも売り上げを伸ばすためにはとっても大事です。持っている、いないでは売り上げや後輩の指導に決定的な差が出ます。
しかし、お客様の心を動かすために必要なことは、他にあります。

一番大事なもの。それは「誠実さ」

お客様の心を動かす為に一番大事なもの。それは、誠実さです。
ホスピタリティという言葉でくくられる事も多いですが、誠実さがお客様に伝わるかどうか。それは人対人でお金のやり取りをする以上、とても重要です。
たとえどんなに様々なテクニックを持っていて、ファッションの事に詳しくても、売るためだけにウソしか言わないような販売員にお客様は惹かれるのでしょうか？
一部の例外を除き、誠実さに欠ける販売員はお客様に見抜かれてしまいます。それは言葉の端々に現れ、態度の１つ１つから感じ取られてしまうものなのです。
その結果、販売は上手いのに顧客が全くつかない販売員が何人も生まれてしまいます。
逆に、新人でテクニックのての字も無いような新人に、凄い勢いで顧客がついていくこともあります。
そういった新人には、例外なく誠実さが備わっていました。
その誠実さがお客様の心を動かし、リピーターへと変えていったのです。

誠実さとは、あなたの為に尽くすという姿勢

では、お客様が感じる「誠実さ」とは何でしょうか？
それは、「あなたの為に尽くしますよ」という姿勢。一生懸命さと言い換えても良いかもしれません。
例えば、在庫が無い商品を手に入れるために、目の前で色々と手を尽くしてくれる販売員がいたとします。この販売員を嫌いになる人は多くはないでしょう。
探した結果、どこにも在庫が無かったとしても、「そこに無ければ完売です」で終わらせる販売員と一生懸命探していた販売員。どちらがより多くのお客様から好かれるかは明白ですよね。
何もお客様の無茶な要望に無理やり応える必要はありません。今、その販売員ができることを一生懸命行う。
それこそが、お客様が感じて心を動かされる「誠実さ」の正体のひとつです。
まとめ

入社数か月でトップ販売員になる人は、間違いなく「誠実さ≒一生懸命さ」を持ち合わせていました。
お客様の心を動かすために必要なことは、人と人との関わり合いで大切なことです。
誠実さを感じ取ってもらうためにも、目の前の仕事やお客様に一生懸命になり続けましょう。