気になる情報をひとまとめ!派遣コラム

UP DATE:2015/01/29

憧れの販売員! 売ること以外の仕事内容って?(中級~上級者向け)

外から見ている限り、販売員の仕事=「売ること」ですが、もちろん仕事はそれだけではありません。
商品やストックの整理? 店長や先輩に指示された、ディスプレイの変更? もちろんそれらも大切な仕事です。
お店での業務はいろいろな内容がありますが、今回は、お客様を接客した際に、よりスムーズなお買上げにつなげるために必要な仕事内容をお伝えします。

商品のサイズ感を知っておく

暇な時間を利用して、ジャケットなどは羽織ってみるなどして、着丈の長さや、横幅のサイズ感などを頭に入れておきます。
サイズ感を把握していると、お客様を接客した際に、試着の前からその方に合うサイズを提案できるので、サイズが合うまで何着か試着を繰り返すという時間や、お客様の労力を省く事ができます。
特に太めな事を気にされているお客様は、「小さくてきつい!」という、不快な思いをしなくて済みます。

在庫内での、色やサイズの欠品を知っておく

全ての在庫の把握は出来ませんが、お店で強化している商品や、自分が得意とする商品などの、いくつかのアイテムだけでも、色やサイズの種類や欠品状況などを知っておきましょう。
例えば、Mサイズのお客様がスカートの色で迷われた時など、Mサイズの在庫がある方の色でお勧めする事も可能です。
これは、「在庫がある商品をを無理に買ってもらう事ではない」という事を理解した上で行いましょう。

1つの商品に対して、コーディネートパターンを把握しておく

お客様にもいろいろなタイプの方がいます。
「シンプルな着こなしが好き」「可愛い印象にしたい」「大人っぽいコーディネートで着たい」など・・。
同じパンツでも、合わせるトップスの色やデザインで印象が変わります。
「可愛い系が好きな人には、このデザインのこの色を勧める」と、ある程度の頭の中で組み立てておきます。
そうする事で、販売員もお客様も迷う事が少なくなり、「これを買おうかな」というお客様の購買意欲のタイミングを逃さずに、買上げにつなげる事ができるのです。
まとめ

お店の中にで、いつも売上が高いスタッフは、たまたまタイミングよく売れているのではなく、見えない所での下積みや細かな作業も前向きに行っているという理由もあります。
そして、今回お伝えしたような作業でも、在庫の把握などはお店全体にも、大きなメリットがある大切な業務でもあるため、お客様のみに限らず、一緒に働くスタッフのためにも、継続して行いましょう。
そして、『お客様との会話の中から、お客様の目的の物を素早く察知し、希望に沿った提案をスムーズに行う』事が出来るようになれれば、一流プロの販売員と言えますね。