UP DATE:2014/03/12
【派遣社員/正社員/違い】派遣社員としての責任
以前私が派遣社員として某アパレルショップで勤めていた時のお話しです。そこの職場は、自社の社員と派遣会社から派遣されている派遣社員をきっちりと区別して仕事の割り振りをしている職場でした。例えば、派遣社員はレジでのお会計はもちろん、レジ開けやレジ閉めと言った金銭に関する作業は一切しなくて良い。いらっしゃったお客様を接客して、商品がお決まりになったら社員の方に声を掛けてレジを打って貰うと言う流れでした。
販売業は接客以外にも、売れた商品の補充や新商品の入荷などによって本社や倉庫から商品が納品されて来たり、店舗間での在庫の調整などで商品を発送したり、店内のディスプレイや配置の変更など沢山の仕事があります。これらの全ての仕事は社員の方が行い、派遣社員はお客様に販売するだけと言う体制でした。とても忙しい店舗でしたので売り上げが多い分日々の仕事量も多く、社員の方は営業時間内に仕事が終わらず遅くまで残業している状態でした。
責任感
自分は派遣社員なので接客のみで残業も一切無く、定時で上がると言う事がとても申し訳無く思い、接客以外の仕事もお手伝いしたいと言う気持ちでした。しかし以前は派遣社員も社員も関係無く同じ仕事をしていたそうですが、派遣社員の方は責任感が薄くトラブルを起こす事が多かった為この様な体制になってしまったとの事でした。この様に一部の責任感の無い派遣社員の方が、派遣社員全体の印象を悪くしてしまった事はとても残念だなと思います。
正社員を目指して
一緒に働いていた派遣社員の方の中には、自分は派遣だから契約内容以外の仕事も、残業も一切しないと言うスタンスの方も居ました。そういう方は長期の派遣で入って来ても、一ヶ月程で契約終了となる場合がほとんどでした。私は元々社員を目指していたので、この職場での派遣社員の評価を変えたいと言う気持ちが強くどんな仕事でも積極的に行っていました。そして九ヶ月後に正社員となる事ができました。
まとめ
”派遣だから”と言って責任感が薄い方が居るのも事実です。それによって派遣社員に対する印象が良くない職場もあります。どんな契約だったとしても同じ仕事をしている以上、責任感を持って仕事をする事が大切だと思います。
