気になる情報をひとまとめ!派遣コラム

UP DATE:2014/05/07

気配を消して情報収集! おもてなしの第一歩は“いなくなる”こと?

無事仕事が決まって研修も終わり、いよいよあこがれのショップに!そんなとき、つい肩にチカラが入っちゃいますよね。でもこれ、売れない販売スタッフへの落とし穴だったりするんです。恋も仕事もファーストアプローチがいちばん大切というお話です。
こんにちは、CIN派遣キャスティング編集部です。
あなたのお店にはじめて訪れるお客様は、見るものすべてが未体験ゾーン。長時間店舗に立っているあなたからすれば慣れっこになっている風景も、どきどきしながらのぞきこんでいるはず。そんなとき、いきなり「ドーン!」と押しの強い接し方をされたら、お客様はどう思うでしょうか。

強引に押し売りされたらどうしよう…

お客様の多くは明確な目的を持っていないもの。もちろん「今日はこれを買う」と決めていらっしゃる場合もありますが、それ以外の方で、なおかつはじめてのご来訪ということなら、どんな商品があるのか、どんな雰囲気のお店なのか…そんな「アウェー感」満点なときに見知らぬ商品のことをくどくど説明されても、思いっきり引いちゃいますよね。

気づかれなかったらどうしよう…

もうひとつの恐怖はこれ。上記のように「アウェー感」を抱きながらも勇気を持って入店し、滞在し続けたにもかかわらず、まったくあいさつもなければ退店時の「ありがとうございました」もない。これではもう二度と来るなってこと?なんてさらに不安の上乗せになっちゃいますよね。こんな経験、あなたもあるんじゃないでしょうか?
そこで、ぜひ心がけたいこと!
はじめてのお客様がご入店なさったら「いらっしゃいませ」「こんにちは」など最低限のご挨拶を差し上げ、あとは“気配を消す”こと。そしてその間にお客様をじっくり観察するのです。年齢は、どこから来たのか、ウチの前の店はどこに立ち寄ったんだろうか、などなどメイクやファッション、持ち物などからさまざまな情報を仕入れます。ただし、じーっと直視しないこと(笑)。ちょっと難しいのですが、気づかれないように見つめる。気配を消すとはこのことを指しているのです。
まとめ

たとえ何もご購入されずに退店されるお客様にもきちんと「ありがとうございました」とお声掛けする。お客様の中に芽生えたアウェー感を「ホーム」に変えることが、いい接客販売の第一歩です!