気になる情報をひとまとめ!派遣コラム

UP DATE:2014/05/12

「空気読めない」よりも「距離感読めない」… おもてなしにおけるKYとは

販売スタッフなら誰でも「お客様に買っていただきたい!」という気持ちを持つもの。するとついつい(このお客様を逃してなるものかー)なんて想いが高まって、あわててお声掛けしちゃったりしませんか?ところがここが「売れる/売れない」の分岐点だったのです。
こんにちは、CIN派遣キャスティング編集部です。
お店によってはマニュアルに「お客様がご来店したらすみやかにお声掛けすること」とあったりして、販売スタッフのみなさんもまるで急かされるかのように驚くほどのスピードと近さで話しかけてしまい、結局うまくいかない…そんなスランプに陥ってしまうケースがよくあります。

大切なのはタイミングと距離感

自分がお客だったら…と考えてみましょう。店員さんにグイグイこられると、ちょっとひきませんか?逆に無視されるぐらいのほうがお店にいやすいし、商品をじっくり見やすかったりしますよね。
そう、売れているスタッフの行動に共通しているのが「絶妙なタイミングと間の取り方」なんです。まったく売り急いでいるかんじがしないし、ちょっと距離的に遠いんじゃない?って思えるぐらいの立ち位置から声掛けしていたりします。

判断をお客様にゆだねること

お客様はお店に一歩入った時点で、少し自由に見たい、無理やり売り込んでほしくない、というような思いを強く持ちます(もちろん、常連さんは別ですよ)。だから、そういう気持ちにフィットするような言葉、トーン、距離感、タイミングでお声掛けしてみましょう。
何気ないひとことをそっとかけてみて、お客様の顔がこちらを向いた時が判断ポイント。何か情報が欲しそうだったり、コミュニケーションがお嫌そうでないことが感じられたらその時、はじめて近づいていくべきです。スタッフ側としてはお客様の商品選びにおいて最低限のお手伝いはしたいし、お店のここちよさも味わってほしいですよね。なので売上につながる、つながらないは度外視して多少の会話は交わしておいて損はないと思います。
まとめ

物を並べておけば売れた時代から、自宅にてネットでショッピングできる時代へ。買い方も売り方も大きく様変わりしています。販売の現場においても従来のプッシュ型から、あくまでお客様の意思を第一優先しつつも売上を確保するというスタイルに変わっているようですね。