気になる情報をひとまとめ!派遣コラム

UP DATE:2014/05/23

口ベタ、話ベタのほうが売れる販売員になれる!? ~“間“の重要性

接客や販売のお仕事というと、つい立て板に水みたいに滑舌よく話せる人に向いていると思いがちではありませんか?ところが実は、その正反対。おしゃべり上手の人よりも、どちらかというと口ベタ、話ベタの人のほうが“売れる”販売員になれるのです。
こんにちは、CIN派遣キャスティング編集部です。
すごいこだわりの商品があるとして、その良さを余すところなく伝えたい、と思うのは販売員なら当然です。せっかくお客様が手にとってくださったのだから、購入の後押しをするために特徴をさらに伝えていきたい、と思うのも販売員としてはごく当たり前のこと。でも、これらのトークが逆にお客様を遠ざけているとしたら…ちょっぴりどころかめちゃくちゃ悲しいですよね。

これでもか、の情報量にお客様は“ひく”

お客様がその商品についてどれぐらいの興味を持っているのか。それがわからないうちからこれでもか、というほどの盛りだくさんの情報量で勢いよくしゃべりまくる…それがどれぐらいキケンなことか、このブログの読者のみなさんならもうわかるはずですよね。「そんな情報いらないし…」とか「聞いてないよ…」といった心理状況は、せっかく店内に向かっていた足をふたたびお店の外に向かわせてしまいかねません。

見極めるべきはお客様の表情

大切なのは立て板に水、なマシンガントークではなく、いまのお客様がどう思っているのかを見極める目です。そう、少しお声掛けしては表情を見て、さらに話を続けるべきか、一度その場を離れるべきかを判断する必要があるのです。そのときお客様の心理は(販売員は口が上手い…)とか(売りつけようとして上手いこといおうとしている…)です。だから、多少たどたどしいぐらいの口調のほうが誠実さが伝わりかえって好感をもたれるのです。だから口ベタ、話ベタの方でも自信を持ってほしいのです。

数をこなすことが上達の近道

ではその表情の見極めはどうしたら…という疑問が湧きますが、答えは数をこなして会得する、です。こればかりはコツや近道はありません。とにかく何度も販売の現場を経験し、たくさんのお客様のお相手をする中で自分なりの判断の軸をつかんでいくしかありません。でも必ずできるようになります。だって、このお悩みを持っているということは、あなたはお客様のためになりたいわけですから。お客様の立場で考えていけば自ずと基準は見えてくるはずです。あとは臆せず、販売にトライしていきましょう。

まとめ

もちろん、トークに自信があるという方は苦手な人に比べて有利であることは確かですので、技術に磨きをかけていきましょう。その際のポイントはトークの量に頼らない、ということ。お客様の話を引き出して、ここぞ、というところで質の高いおすすめのご提案をさしあげる。これができるようになればあなたの接客力は二倍にも三倍にも高まることでしょう。