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UP DATE:2014/05/30

買物上手から学ぶ、販売における“売らない”売り方

どうしたらもっと販売の成績があがるのかな…ということで「販売マニュアル本」などに手を出す方っていらっしゃいますよね。それはそれで勉強になるのですが、でももっと身近でもっと見落としがちな“先生”がいることをご存知でしょうか?
こんにちは、CIN派遣キャスティング編集部です。
販売成績が思うように伸びない人に共通している特徴として「販売する事」をメインに考えているということがあります。え?なにいってんの当たり前じゃん?と思ったあなた、果たして本当にそうでしょうか?販売する、ということは買い手が必ずいるわけですよね。しかも買うか、買わないかを決めるのはいつだって買い手のほうです。と、いうことは「販売する事」よりも「買う事」をメインに考えてみれば、かなりの問題がクリアになると思いませんか?

買物上手の心理学

買物上手な方のテクニックはたくさんありますが、中でも昔から言われていることに「衝動買いしない」というものがあります。欲しい、と思ってもその場ですぐ購入しないで、少し時間をおいてみる。それでも欲しい気持ちが変わらなかったら、それは本当に買うべき商品であるというものです。

迷っていたらお帰りいただく

あなたのお店の商品をじっくり眺めて、触ったり、商品によっては試着などしてみたり。それでも決めきれないお客様。ついつい、最後の一押しということで強めにおすすめしたり、最後の一品ですよなんてキラートークしてみたり。でも、迷ってらっしゃる時は、一度お帰りいただくのはどうでしょうか?

売らないことで欲しさが増す

普通の販売員ならたたみかけてくるところでの肩すかしアプローチ。お客様は「この人は無理に売り込んでこないな」と安心します。そして本当に自分のことを考えてくれるんだと信頼感を覚えます。また売り込まないでも大丈夫な価値ある商品であることも伝わって、あらためて「欲しさ」が増してきます。

まとめ

そうして、戻ってきたお客様はまず、間違いなく購入されます。そして納得づくでいい買い物ができた、と感謝してもらえます。このプロセスを経て買った商品ですので、購入後の満足度も高くなりますね。その結果「またあのお店で買おう」ということになり、リピーターとなっていただけるのです。