UP DATE:2014/07/22
意識していますか?わかりやすさ、つたわりやすさ。
みなさんは店頭に立つまでに派遣会社や派遣先企業の研修を受けますよね。そこでマナーや商品知識などを身に付けてから、デビューとなります。しかし研修で身に付けた知識、お客様も同じものを持っているかというとそうでもなかったりして…
こんにちは、CIN派遣キャスティング編集部です。
自分としては当然のようにわかっていることでも、相手からするとチンプンカンプン、ということって結構多いと思います。たとえば友達同士なら、なにいってんのわかんないよー、で笑って解決!するのですが、これが販売スタッフとお客様という関係性になると話はカンタンにはいかなさそうです。
自分としては当然のようにわかっていることでも、相手からするとチンプンカンプン、ということって結構多いと思います。たとえば友達同士なら、なにいってんのわかんないよー、で笑って解決!するのですが、これが販売スタッフとお客様という関係性になると話はカンタンにはいかなさそうです。
ほんのささいな言葉のやり取りにも誤解が…
たとえば、熨斗紙をどうするか、という問題。お中元やお歳暮として商品をご購入になり、そのまま配送まで承るケースって多いと思いますが、その際に熨斗をどうするか、という質問をしますよね。でも、この熨斗ひとつとっても販売スタッフ側の知識と同じ知識をお客様が持っているとは限りません。また熨斗を包装の外に巻くか、内側に巻くかというやりとりひとつとっても、どういうことなのか瞬間的に理解できる方ばかりとも限りません。
きちんと説明を添えることの重要性
熨斗ひとつとっても贈る相手によっては必要だったり、不要だったりします。そしてお客様にその知識が必ずあるとは限りません。そこで大切なのが説明を添えること。ただ単に「熨斗はおつけしますか?」だけでなく「送り先様に粗相のないように、細心の注意を払うのであれば、お付けした方がよろしいかと思いますがお若い方の間ではあまりそのあたりはお気になさらないので、いかがなさいますか?」。また熨斗の巻く場所についても「今の包装がこれで、この上に一枚包装紙をおかけします。外側の場合は包装紙の上から、内側の場合は今の包装のほうに巻くことになりますがいかがなさいますか?」
ゆっくりと問いかけるような口調で
実際にこれらのやりとりは中の人が先日、デパ地下で体験したことです。最初、販売スタッフさんが早口で熨斗はどうする、外か中かどちらに?とまくしたてられ、ちょっと面喰っていたのですがその様子を見た先輩スタッフが上記のような助け舟を出してくれたのです。接客販売でも対面でのやりとりはどうしても早口になりがち。特に忙しい時間帯や複数のお客様をお相手する際など流れ作業になりがちです。やはりこことゆっくりと問いかけるような口調で、相手の理解度を確認しながら話を進めていきましょう。
まとめ
自分たちはわかっている熨斗の種類やマナー、さらに巻き方ですが、お客様にとってはそれほど身近な問題でもないわけですから知らなくて当然だったりします。相手の目線で、できるだけわかってもらえやすいように説明する。基本中の基本かもしれませんが、意外に見落としがちなので気を付けましょう。