UP DATE:2015/01/08
【派遣/フード】デパ地下、次のトレンドは?
昨日の敵は今日の友、という言葉がなんとなく好きです。平和っていいですね。こんにちは、CIN派遣キャスティング編集部です。言葉としてもすっかり定着した感のある「デパ地下」ですが、まだまだいろんな可能性を秘めています。実際に大手百貨店が取り組んでいる“これからのデパ地下”を見てみると…
2015年がスタートして8日目。初売りから約一週間が経過しました。デパートや百貨店、専門店といった流通小売の世界では年のはじめに一年を占う傾向があります。今回はちょっと専門的な視点で、デパ地下のこれからのトレンドについて考えてみます。. custom_permalink => column/post-1929/
「競合」から「協業」へ
某大手百貨店の取り組み。競合になりえる大型スーパーマーケットの中にあえて、売り場を出しました。ショッピングセンター(SC)の持つ高い集客力を活用するためだと言います。デパ地下で培ったノウハウを切り出して、SCを頻繁に使う客層を取り込むのが狙い。これまでライバルだった「競合」とガッチリ握手して「協業」する…デパ地下の新しいスタイルになるかも。
いろいろな実験の場としても
このお店では地元産の食材を使った弁当や焼き鳥、肉惣菜など百貨店では扱っていない商品も用意するといいます。菓子類などでもオリジナルの商品を販売し、百貨店ではなかなか手が出しにくいラインナップにチャレンジするそうです。また日常的に訪れてもらうためにも価格や商品情報などの販促物を手書きにするなど親しみやすさも演出。これも従来のデパ地下ではできない取り組みです。
サイズは小さく、入りやすく
前述の事例の続きですが郊外の百貨店だと、お客様の多くは高齢者に偏りがち。お年寄りにとって規模の大きなデパ地下は少々敷居が高い存在。そこで店舗面積を小さくし、従来の3分の1程度のコンパクトな店舗に仕上げています。加えてよりカジュアルな感覚でお買い物を楽しんでいただけるよう品揃えもアレンジするそうです。本体の百貨店と用途に応じて使い分けていただく戦略ですね。
まとめ
これらの取り組みから、デパ地下がやろうとしていることは「脱・デパ地下」といっても過言ではないかもしれません。既存の概念や常識をいちど真っ白にして、次々と新機軸にチャレンジするデパ地下。みなさんがスタッフとして働く場所も日々進化を遂げているのですね。. scadenza-date => 2016-01-29 13:31:00. scadenza-enable => 0