UP DATE:2015/04/09
【派遣/フード/接客テク】行列のできる試食コーナーで起きていること
デパ地下や催事場でよく見かける試食販売。チョコレートから、チーズ、パン、ジュースまで。お客様で人だかりになっているところと、スタッフの呼び声もむなしく誰も寄り付かないところ、その違いは一体どこにあるのでしょうか?
試食は食べる派? 食べない派? こんにちは、CIN派遣キャスティング編集部です。販売数の向上に繋がる“試食販売”。売り場を盛り上げるためにも、大切な販売方法の一つでもあります。イメージしてみてください。どんな試食販売なら立ち寄ってみようと思いますか?
お客様を呼ぶのはお客様
人間は人が集まっているところに目がいき、自然と集まる習性があります。その逆で誰もいないところは警戒し、寄り付かない傾向にあります。誰もいない試食に立ち寄ったが最後、買わされるのではないか? という恐怖心を持っているお客様は少なくありません。そうはいっても、試食コーナーに次々と人が寄ってくるなんてのはめったにありません。そこで重要なのはひとりのお客様にできるだけ長いしてもらうこと。そうすれば、「誰もいない試食コーナー」の時間が少なくなります。
お客様に長く居てもらうには…
では、ひとりのお客様に長居してもらうはどうしたら良いのか? これはカンタン、お客様に立ち止まってもらえばOK。食べてもらいながら商品の説明をし、聞いてもらうこと。そのお客様がいることで、他のお客様も寄ってきやすくなります。人が人を呼び、数人集まればもうこっちのもの。呼び込まなくても「人が集まっているけど何か美味しいものが売っているのかな?」と味を持って寄ってきてくれるのです。そのためにも、商品説明をする時は、1人にするのではなく、客様全員に聞こえるように元気よく大きな声でするように心がけましょう。明るい雰囲気だとお客様はきっと立ち止まりやすくなります。
適度なストックで、チャンスを逃すな
また、その他にも調理が必要となる試食販売もあります。この時に注意する点は、1日の流れでの来客数のある程度の波を把握しておくことです。お客様が少ない時間帯にストックを多く用意しすぎて、余ってしまったり、また、せっかくお客様が増える時間帯に全然ストックを用意できていなかったりと、せっかくのチャンスを逃してしまう可能性もあります。
まとめ
出来るならあらかじめお客様の情報などは店舗の方に聞いて把握し、準備などに役立てましょう。そして、笑顔で元気に声かけ。お客様が立ち止まりやすい雰囲気を作ることが、試食販売での売上アップにつながります。